大沢町方面から和泉葛城山へ車で登る道

大沢町方面から和泉葛城山へ向かうルートは、山道だけでなく、牛滝温泉や大威徳寺と組み合わせやすいのが特徴です。山へ上がる前後に温泉や紅葉を入れられるので、ただ抜けるだけでなく、半日ドライブとして作りやすい方向です。

地図だけで見ると山へ入っていく道のひとつですが、実際の感覚としては「牛滝温泉 四季まつり」や「大威徳寺」を目印にしながら、そこから山側へ上がっていくイメージです。

牛滝温泉 四季まつり前にある大沢町方面から和泉葛城山へ上がる入口
牛滝温泉 四季まつりの目の前にある入口。青い看板を目印に、四季まつりを背にして右手へ曲がり、山側へ上がっていく流れです。

牛滝温泉 四季まつりを目的にする

大沢町方面といえば、まず思い浮かぶのが牛滝温泉 四季まつりです。日帰り入浴ができる温泉で、和泉葛城山へ向かうついでに、温泉を目的に組み合わせるのもかなり相性がいいです。

料金は変わる可能性がありますが、現在の公式情報では日帰り入浴の大人料金は750円です。高すぎる温泉という感じではなく、山あいでゆっくり風呂に入りたいときに使いやすい場所です。

地元メモとして面白いのは、四季まつりでは牛滝の温泉だけでなく、貝塚の滝の湯から運ばれている温泉も楽しめると言われている点です。貝塚の滝の湯と経営側が同じ流れにあるため、温泉の運び湯ができるという特徴があります。1か所で2種類の温泉を味わえるのは、四季まつりの醍醐味のひとつです。

四季まつりでは、ご飯を食べることもできます。温泉と食事がセットになったプランがあり、なかでも松花堂弁当は、なぜか出来上がりがかなり早く、すぐに出てくる印象があります。松花堂弁当を食べてからお風呂に入る流れでも、2,000円ちょっとで収まるようなプランがあり、これは四季まつりでも滝の湯でも用意されている楽しみ方です。料金や内容は変わる可能性があるので、行く前には最新情報を確認してください。

個人的には、平日の昼下がり、15時から16時ごろに行くのが狙い目です。混雑している日もあると思いますが、平日のその時間帯なら比較的空いていることがあり、静かに本物の温泉を楽しみたい人には向いています。

大沢町方面は、山へ上がるだけでなく「温泉に入って帰る」楽しみ方が作れるルートです。

紅葉で有名な大威徳寺

牛滝温泉の近くには、大威徳寺があります。紅葉で有名なお寺で、秋に行くならこのあたりの中心になる場所です。山へ上がる前に寄る、または山から降りてきて寄る形にすると、大沢町方面らしいコースになります。

大威徳寺の紅葉は、じゃらんなどの日本の紅葉ランキングや紅葉情報サイトでも取り上げられることがある、注目度の高い紅葉スポットです。地元の山あいの寺という感覚で行くと、思った以上に人が多くて驚くかもしれません。

大威徳寺のあたりまで来ると、町の雰囲気から山の雰囲気へかなり変わってきます。ここからさらに山側へ入っていくことで、和泉葛城山方面へ向かう流れになります。

大威徳寺では、年に1回「もみじ祭り」が開催され、紅葉の時期にはたくさんの人が訪れます。普段は静かな山あいの寺という印象ですが、もみじ祭りの時期はかなり人が増えるので、秋に行くなら混雑する前提で考えておいた方がいいです。

大威徳寺から少し奥へ進むと、滝を見ることもできます。ここまでは散策として楽しみやすいですが、さらに奥へ行くと本格的な登山コースになっていくため、普通の観光感覚で無理に進まない方が安心です。

もみじ祭りの時も、大威徳寺へ行く時も、車は牛滝温泉 四季まつり側の有料駐車場に止めて、そこから歩いて向かう形になります。紅葉の時期は駐車場も混みやすいので、時間に余裕を持って行く方がよさそうです。

大沢町方面の使い方

このルートは、初めての人がいきなり山道だけを目的にするより、牛滝温泉 四季まつりや大威徳寺を目的地にして、その延長で山へ入ると分かりやすいです。温泉、紅葉、山道をまとめて楽しめるのが、大沢町方面の良さです。

ただし、山道に入ると道幅やカーブ、対向車への注意は必要です。温泉やお寺の周辺までは行きやすくても、その先は山へ上がる道として考えて、急がずゆっくり走る前提にしてください。

和泉葛城山の山頂を目指すなら大沢町方面も分かりやすい

山上で中心になる場所は、大きく見るとハイランドパーク粉河側と、和泉葛城山の山頂側の2か所です。ハイランドパーク粉河は山上西側の休憩ポイント、和泉葛城山の山頂側は一番東側にあたる山頂ポイントとして考えると分かりやすいです。

その東側の和泉葛城山山頂を目指すなら、大沢町方面から登るルートは相性がいいです。牛滝温泉や大威徳寺の方から山へ入り、和泉葛城山山頂側へ向かう流れとして整理できます。

ただし、山頂を経由して和泉方面へ抜けること自体が目的なら、無理に山道を通るより、もう一本東側にある和泉・牛滝側のトンネルを使う方がかなり早いです。山を楽しむなら大沢町方面、移動時間を短くしたいならトンネル、と分けて考えるのが現実的です。

岸和田サービスエリアに立ち寄れるのが楽しい

大沢町方面のもうひとつ面白いところは、岸和田サービスエリアへ立ち寄れることです。大沢町から海側へ降りていくと阪和道があり、その高速道路沿いに和歌山方面へ沿うように上がっていく道があります。その道を進んだ先に岸和田サービスエリアがあり、実は一般道側から横入りするように入れる場所があります。

高速道路に乗らなくても、横からサービスエリアに立ち寄れるので、お土産を買ったり、レストランで食事をしたりできるのがメリットです。山道、温泉、紅葉だけでなく、最後にサービスエリアで休憩や買い物を入れられるので、大沢町方面は半日ドライブとして組み立てやすいルートです。

岸和田サービスエリアは、上り線と下り線の両方に一般道側から入れる駐車場があり、外から車を止めて歩いて入れるようになっています。下り線、つまり和歌山方面側は、昔は近鉄レストランの印象がありましたが、今はいろいろな食堂が入っている共同フードコートのような雰囲気で見ておくと分かりやすいです。

岸和田サービスエリア下りへ一般道側から入る位置の地図
岸和田サービスエリア周辺。大沢方面から降りてきて、一般道側の駐車場に止めてサービスエリアへ入れる場所の目安です。
岸和田サービスエリア下りのウェルカムゲート
岸和田サービスエリア下り、和歌山方面側のウェルカムゲート。裏側から竹林を通り抜けるような雰囲気でサービスエリアへ入っていきます。

下り線側では、食べログ百名店で知られるストライク軒のラーメンを目当てにするのも面白いです。ほかにも、犬鳴山ポークの生姜焼き定食もおいしいです。マヨネーズにつけるとさらにうまく、この土地でしか食べにくい豚をサービスエリアで味わえるのはかなり良いところです。赤福餅など、サービスエリアらしい買い物要素もあります。店舗は入れ替わることがあるので、行く前に最新の営業状況は確認した方が安心です。

上り線、つまり大阪方面側にもレストランや売店があり、パン屋さんが関わっているようなレストランの雰囲気もあります。上り下りで店の内容が少し違うので、時間があるなら両方を見比べるのも楽しいです。大沢町方面から山を降りたあとに寄る休憩場所として、岸和田サービスエリアはかなり使いやすい場所です。

現地確認で追記すること

大沢町から入る目印、牛滝温泉 四季まつりから山側へ向かう流れ、大威徳寺周辺の駐車場、紅葉時期の混雑、迷いやすい分岐、対向車が来たときに困る場所、天候が悪い日の注意点。

この記事に入れる写真

牛滝温泉 四季まつり、大威徳寺、集落から入る場所、道路の幅、カーブ、山上付近へのつながり。